走る走る男の物語

ほぼロードバイク&少しマラソンとかのblogです!

ツールドつくば2016初参戦!!

自分は4月からのバイクシーズン、年2回のバイクレース参戦が定番となっている。
今までは5月の榛名山と9月の赤城山の2回が通例だったが
今年は5月の榛名山を見送り、ツールドつくばを選んだ。
理由は、榛名山の定員が年々増加しキャパオーバーを感じていたことと、
知り合いにツールドつくばに誘われたからだ。
筑波山周辺は輪行とかで練習に行くホームグランドみたいなもの。
5月には2回筑波山での練習を行っている。
特にツールドつくばのレースコースは今まで何度も走ったことがあるルートだ。
新鮮味は薄いが、逆に今までの練習では出せなかったタイムに挑戦ということで
チャレンジを決めた。
目標設定は、、、
普段の練習では38分から40分くらいで登っていたので本番は35分を切りたい!
あとこの大会で一番心配な事が天気だ。
ツールドつくばは開催が毎年6月という梅雨時期なので
大会当日が雨となることが多い。
過去の大会に出た方々のブログを拝見しても雨のレースという話ばかり。
自分も大会当日の天気が一番心配だった。
一週間前からは毎日週間天気予報を見てドキドキしていた。
幸いにも前々日までずっと晴れの予報がでていた!
よし!!
これで思いっきり走れるぞ!!
あとは本番当日待つのみだった。
そして。
レース前日。
ツールドつくばは前日受付なので前日から筑波入りする。
家族行事を夕方までに済ませ、午後4時過ぎに都内を出発。
高速道路がすいていて、1時間少しでつくば入りした。

写真はあまり見ない夕方の筑波山
いつも朝練ばかりだからな〜。
明日、お前を登るぞっと!
そして受付会場の筑波総合体育館に5時30分に到着。

さすがにこの時間だと受付会場も閑散とし屋台も閉まっていた。

とりあえず無事受付を済ませ外にでると
明日の運営車が用意されていた。

ちなみにツールドつくばはバイクにゼッケンを装着するタイプ。
そのゼッケンに計測チップもついている。
しかも回収はしないとのこと。
おお、他の大会とは違うな〜。
こういうのは初めてだ。
ということで、早速バイクにチップを取り付け。

よし、これでOK!
明日は頼むよ、赤兎馬号零式!!
その後は、前泊するホテルへ。
今回泊まるホテルは、ルートつくば。

ロビーが結構豪華だ。

しかも何故かアルファロメオと直結している(笑)!

そして部屋もビジネスにしては広い。

とても過ごしやすい部屋だ。
さて、部屋で荷物を降ろしたら、受付でもらった参加賞を見てみよう。

参加賞は無難にタオル・・・。
レースで着るジャージにもゼッケン装着。

背中は横につける、これも他の大会とは違う。
明日の準備が終わり、これで一息。
散歩がてら夕食に出かけた。
何食べようかな〜?
お、お、お、
なんとホテルから歩いて3分のところに天下一品が!!

レース前日に天下一品食べる人は自分くらいだろうな〜(笑)

こってり大、頂きました☆
さあ、コンビニで明日の朝食買ってホテルに戻ろう。

沈む夕日の中食後の散歩がてらコンビニまでぶらぶら。
明日は良い天気になりそうだ!
コンビニで朝食を調達してホテルに戻る。
あとはテレビなど見て過ごし、夜10時に就寝zzz
結構普通に寝れました。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
【レース当日】
起床は4時30分予定だった。
でも4時20分に自然と目が覚めた。
朝食はいつもと同じこれ。

朝食後、ジャージを着てレース準備をする。
ホテルは5時15分にチェックアウト。
途中のコンビニで知り合いと待ち合わせして
5時45分に大会会場に到着した。

普段は単独参戦の自分だが、今回は知り合いのチームがいたので
行動を一緒にさせていただいた。

それぞれ入念に準備し、ウォームアップして7時過ぎに集合場所へ。

筑波山の標高877mにちなんで集まった877名の選手。
たくさんいる。
レース前のこの雰囲気、好きだなぁ。
いつもいつも待ち時間長いけどね(笑)
Aグループからスタート地点に移動を開始する。
ツールドつくばは年代別順に40名程度のグループを小分けして
3分おきにスタートさせるウェーブ方式。
自分の40年代Cグループの第6グループは8時ころやっと移動開始した。
C6グループはやっぱり40名程度のグループ。
スタート地点から不動峠を登り切るまで車道が狭いので
グループの小分けは良い判断だ。
ちなみに先ほどの知り合いのチームの人は
全員先にスタートしてしまった。
エースも自分の前のグループでスタートしていった。
そして、やっと自分の出番が近づく。

なんとなく成り行きで、自分はグループの最前列を確保。
ほほ〜。
さあ、スタートまもなくだ。
呼吸を整える。
スタートまであと1分のコール。
呼吸を整える。
スタートまであと15秒のコール。
身体をたたく。
スタートまであと、5秒のコール。
一度目を閉じて・・・
「スタート!!」
号砲とともに走り出すもいきなり左折するのでスピードはださない。
左折したところに計測開始地点がある。
いよいよここからだ。
ガーミンのスタートボタンも合わせて押す。
まずは不動峠の入り口まで約600mの平坦区間
先頭だった自分を他のバイクがどんどん抜いていく。
何台か先行されたがそのままの勢いで不動峠へ。
ここで一度ラップボタン。
ここまで1分7秒。
不動峠は距離3.8km、平均斜度7%。
不動峠のタイムは嫌というほど走ってきたので
個人的な目安がある。
果たして今日はどうか?
でも今日は不動峠でおしまいというわけではないので、
力を出し切らないように気を付ける。
それでもやっぱりレース本番。
スピードは無意識に上がっていく。
いつも参考にしている不動峠1.5km地点は4分50秒で通過。
これは過去最高が狙える通過タイムだ。
足の回転はいい。
3分前にスタートしたグループのバイクを何台も抜いていく。
同じグループで飛び出したバイクもパスしていく。
これは調子いいのか?
3km地点の通過は10分20秒!
これは垂れてないし、いい感じだ。
結局不動峠は手元の時計で13分46秒で通過。
何気に自己ベスト更新〜☆
スタート地点からだと14分53秒。

さあ、ここから登場する段差に気を付けながらスカイラインへ突入する。
スカイラインは約5.6km。
普段は走り屋の4輪がたくさんいる道だ。
本日はさすがに規制されているので安心。
爆音も聞こえてこないし走りに集中できるのだが
この区間はアップダウンを繰り返しながら少しずつ上がっていく嫌〜〜〜な区間
自分の一番苦手なタイプのコースだ。
フロントをアウターとインナーに入れ替えを繰り返す。
さっき不動峠で抜いた何人かにこの区間で抜き返された!!
ぎゃー、やっぱりパンチャー的な走りも磨かなければ・・・。
なんとかもがきながら進んでいく。
子授け地蔵のポイントも超え、いよいよ最終区間の風返し峠〜つつじヶ丘が見えてきた。
ここは本コース唯一の信号がある交差点だが、大会要項に信号で停止することもあると記載されていた。
しかも停止中もタイム計測は続くとか・・・。
いや〜、もし風返し峠の交差点で停められたら心折れるでしょ〜!!
ちょっと不安があったが目の前に見えた信号は!!
よし!!
いくぞ!!!!
サドル下に装備されている子の権現光の輪が最大の警戒態勢に光り輝く!!!

ここからは右側車線通行だ。
おそらく下山用のルート確保のためだろう。
スタート地点からのタイムをみると28分53秒。
つつじヶ丘は約1.7km、平均斜度6%。
普段この区間を6分40秒から7分くらいで登っていることを考えると・・・
35分切りは厳しいか???
いや、あきらめるな。
普段は走らない右側通行のつつじヶ丘。
大丈夫、足は回る。
いける!!
6分切れば35分切れる。
もう、それだけが心の拠り所だ。

回す、回す。
ひたすら落ちてくるバイクをパスしていく。
この区間で抜かれることはなかった。
アドレナリンがでまくりだ。
まるでエクスデスに立ち向かうガラフのように!!
まるでカイオウに立ち向かうシャチのように!!
残り500mの看板がでた。
ここからが長い。
足を休めたくなる。
でも、粘れ。
もうタイムは見れない。
ひたすらもがく。
もがく、もがく。
残り100mの看板・・・。
もがく。
残り50mの看板・・・。
まだか?
もがく。
もがく。

まだか〜?
ゴールが逃げているような感覚だが
右にカーブし、ロープウェイをくぐって
ゴーーーーーール!!!!!!!!
手元のガーミンでタイムを確認すると・・・
34分51秒!!!
よっしょぁあああ。
目標の35分切を達成した!!
いやっほぅぅ♪
ゴール後はそのままバイク預けの列に並んだ。
並びながらストラバで記録を確認したら、
つつじヶ丘を5分54秒で登っている!!!!
おお!!
やればできるじゃないか!!!
6分を切ったか。
ラスト粘れたな〜。
うんうん。
いや、感無量だ。
知り合いとゴール地点で合流できたので一枚写真を撮ってもらった!

・・・と余韻に浸っているのだが、
バイク預け、時間かかる・・・。

バイク一台一台を毛布にくるんで丁寧に積んでいるから仕方ないなぁ。
下山用バスも並んでいるようだ・・・。

9時ころから並んでバイクを預けられたのが9時50分ころ。
やっとバイクを預け、バスに向かうとタイミングよくバスは乗れた。
そして下山用バスが10時に山頂を出発。
下山途中、大型バスやバイク搬送用トラックとすれ違ったり
止まったり色々あるので時間がかかる。
結局、受付会場には10時35分に着いた。
イクラックに立てかけられたバイクの中から零式を見つけ、
しっかりバイクと持ち主の確認をしてもらう。

最近レース会場での盗難が多いし、こういうことはきっちりやってもらいたいので助かるな。
バイクを車にしまい、着替えて閉会式の会場へ向かう。
閉会式まで時間があるので屋台など食べて過ごす。



そして12時になり閉会式。

なんと知り合いが素晴らしいレース結果で表彰台にのぼるとかのぼらないとか。
ゼッケン景品抽選は何も当たらなかったけど
完走証をもらって会場をあとにした。

そうそう。
土日にレース参加を認めてくれた家族にお土産も忘れずにね♪


ツールドつくば。
燃え尽きたぜ!!
でも楽しかったぜ〜☆
来年は、・・・・榛名山とどうしようかな〜???
ん〜。
【ツールドつくば2016】
天気 晴れ
タイム  34分50秒
平均時速 20.66km/h
総合順位 149/792(完走者)【上位18.8%】
40年代  43/241【上位17.8%】